相続登記の義務化が決定した

日本では高齢化が進行していることは、多くの方が知っていると思われます。医療の進歩や健康志向の高まりなどが要因となって、長生きすることが当たり前になっています。ただ、寿命には限界があるため、今後は亡くなる方が多くなる可能性が高いです。親が亡くなった際に行うべきことが多くあります。

亡くなった親から子どもが土地を相続した場合に必要な名義人を変更する手続きである相続登記の義務化が決まりました。相続登記の義務化が決まった要因は、所有者が不明な土地が増えているからです。全国にある所有者が不明な土地は北海道の面積に近い720万ヘクタールだと言われています。公共事業や再開発を進める際に、所有者を見つけるために時間やコストがかかりますし、手続きの際にも余計な費用が発生してしまいます。

相続登記の義務化をすることで、所有者を把握しておくことが可能です。相続登記の手続きは、司法書士に依頼することをおすすめします。専門的な知識を持っているので安心です。ただ、司法書士であれば誰でもいいわけではなく、能力の高い人に依頼することが重要になります。

スキルや経験が不十分な司法書士だと、スムーズに手続きが進まない可能性があるため注意してください。費用の安さだけで決める方が多いのですが、それだけで決めるのは避けた方がいいです。安く抑えられるのは魅力ですが、相続登記を問題なく済ませられることを重視して決めることが望ましいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です