相続登記にはどのような必要書類があるのか

「遺産」や「相続」という言葉自体は誰でも聞いたことがあるはずです。しかし、細かい手続きなどは意外と知られていない事が多いのです。例えば、親族や家族などが亡くなり、土地や建物を受け継ぐことになった場合、登記という手続きを行います。登記とは、土地や建物を所有していることなどを証明するための公的な制度です。

登記の手続きは法務局で行います。その際、決められた書類を提出する必要があります。必要書類の内容は、相続がどのように行われたかと言う点では、個別のケースで多少の違いがありますが、すべての相続登記においての必要書類は決まっています。法務局の窓口または、ホームページからダウンロードできる登記申請書の他に、市町村役場で入手できる被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・相続人全員の戸籍謄本・相続人全員の住民票・固定資産税評価証明書です。

相続登記の為の必要書類が用意できたら、法務局に提出します。この際郵送でも構いません。相続登記の手続きは、申請から1~2週間かかります。手続きが完了したら、「登記識別情報通知」が送られてきます。

相続登記に必要な書類の中には、有効期限が定められているものもありますので注意しましょう。また、遺言があった場合や遺産の分配などについての問題があった場合などには必要書類が増えるので気を付けた方が良いです。相続登記の手続きは、弁護士などの専門家に依頼するケースもありますが、ほとんどの場合ご自分で出来る手続きです。

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