遺産相続は弁護士または司法書士に相談しましょう

遺産相続を行う時、トラブルにならないようにするにはどのようにすればいいのでしょうか。それはやはり専門の弁護士であるとか、司法書士といった法曹関係者に頼むのが一番です。法律の知識が豊富にあるので、わかりやすく、しかも適切にものごとを進めてくれます。まずは面談の予約をしましょう。

弁護士や司法書士は普段いくつのも案件を抱えていますので、アポなしで飛び込んでもまず話を聞いてもらえません。何日の何時といった具合に、必ず日にちを決めて、当日は時間より少し早めに着くようにしましょう。また、その時には本人確認の書類、そして実印を必ず持参しましょう。本人確認や実印以外に持って行った方がいいものとしては、遺産を特定できる書類がまず挙げられます。

それから戸籍謄本、住民票、出来れば印鑑証明なども持って行くといいでしょう。場合によっては、銀行通帳が必要になることもありますので、アポを取る時に詳しく聞いておくようにしましょう。事務所では、まず遺産相続の流れや費用についての説明が行われます。その前に、相続人の人数や、遺産の現状について訊かれますので、きちんと答えられるようにしておいてください。

またこういう事務所では、遺産相続以外にも、遺産分割協議や相続税関連、そして遺言状の作成まで、様々な相談を請け負っていることが多いので、遺産相続の前にまず遺言書を作りたい、税金について知りたいなどといったことがらに関しても、アドバイスを受けておくようにするのがお勧めです。