債務整理を弁護士に依頼するまでの流れについて

消費者金融業者などから多額の借金をしてしまって、返済が難しくなったときには弁護士に相談すれば債務整理の手続きを行えることを知っている人も多いでしょう。弁護士などの法律の専門家に債務整理の相談をしたいと考えているときには、手続きを進める上での流れを把握しておくと良いです。近年では法律事務所まで足を運ぶことが難しい人ののために、メール相談や電話相談を行っている法律事務所も増えています。メール相談を利用するときには、事前に自分が借り入れを行っている債権者の数や、債務額についてまとめておく必要があります。

相談をすれば、弁護士の先生と話し合いをした上で面談の日時を決めることになります。現実的に法律事務所まで行って面談を受けるときには、現時点における生活や仕事の状況、借金に関する毎月支払っている返済額などの報告を行う流れとなります。消費者金融業者から借り入れをしている上での契約書や、返済に関する領収書、カードなどがあるときには持参する必要があります。弁護士事務所に債務整理の依頼をすることを決めたときには、相談料として支払うべき費用が発生しますが、最近では支払いがしやすいように分割払いができる法律事務所が多くなっています。

流れとしては、債務整理の手続きを弁護士に依頼をして受任した際には、着手金を支払います。借り入れを行っている消費者金融業者などに対して、弁護士から介入の意味を表わす受任通知を発送してもらうことで債務の調査が開始します。専門家である弁護士が代理人となって、消費者金融業者などの借り入れ先と直接的に交渉を行うことによって、債務者の正確な借金額が把握できますので、それによって最適な債務整理の方法を模索していくことになるでしょう。

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